2017年07月24日

戦時標語なんて、バッカみたい。

戦時中、国民の不満を抑圧して、戦いに意識を向けさせるために生まれたのが戦時標語で、「贅沢は敵だ!」とか「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」とかいろいろあって、小学校でも朝礼の時、全校生徒に唱えさせていた。母親が通っていた麻布の公立小学校(私の母校)では、こんな感じだった。

校長先生「欲しがりません。勝つまでは!」

 全校生徒「欲しがりません。勝つまでは!」
 6年生の一部「だけどもやっぱり欲しいよ〜!」

列の後ろの方に並んでいた6年生(ヤエ子さんたち)が混ぜっ返して、クスクス笑いあっていた。すると教頭先生もニヤリと笑って、「コラ、そこ!ふざけるんじゃない」と怒ったのだけど、それ以上とがめられることもなかったそうだ。

戦時下の多くの小中学校では、恐ろしいほど気まじめに、戦時標語を子どもたちに唱和させていたはずである。「まぜっかえす」なんてことをしたら、こっぴどく怒られたに違いない。

ギスギスした状況の中で、子供たちの言葉をニヤリと笑ってやりすごすことができた大人は、素敵だと思うのです。


wcat.jpg

欲しがりますよ!ネコだもの。

足らぬ足らぬぞ、もっと出せ!



posted by jin at 16:29| 東京 ☀| Comment(0) | ぼくが戦争を嫌いな理由 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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