2017年07月29日

金縛りの日々…

夏になると怪談話が盛んになって、それはもう笑っちゃうほど昔から同じで「ぞくぞくっと寒気を感じで、涼しくなりましょう」という趣旨らしいけれど(涼しくなんてならないでしょう)・・・・でもね、当たり前だけど、幽霊なんて1年中いる。あ、いや、こういうことを話し始めると「お前、とうとう変な宗教にはまったな」とかいわれるので、めったに話すことはないのだけどね。

実を言うと、祖母も、母親も、妹も、俗にいう「霊感」的なものがあって、不思議な体験をしてきたけれど、いっつも「不思議なことあるよねー」「こういう偶然もあるんだねー」とかで話が終わってしまっていた。

おっかながりの私は、自分に「霊感」がないことに感謝していたけれど、子どもの頃から金縛りにはよくあっていた。

眠ろうとしている布団の中で、意識があって、周囲がよく見えているにもかかわらず、体だけは動かない。そのうち足先の方から「ズドーン」という衝撃を感じて、尋常でない「重み」がだんだん上へと登ってくる。

ひどい時には一晩10回くらい金縛りにあっていた。

でもまぁ、ぼく自身としては「体=眠っている。知覚=まだ目覚めている」そのギャップが金縛りという現象だろうと、科学的に解釈しているつもりだった。

ところがである。最近、金縛りが変化しているのだ。

「からだが動かない」ことは一緒だけど、見えている風景が違っている。自分の寝室を見ているのではなく、金縛りに合うと同時に、目の前の景色がどこかにスリップしてしまう。まったく見たこともない場所に、移動しているのです。

「昨日の金縛り」では、ぼくはどこかの家のキッチンを横になって眺めていた。それはステンレスの寸胴があったり、タイル張りの流しがあったりと、特徴的なキッチンで、しかもぼくはタイルの1つひとつの色彩まで克明に見ることができ、動かない体でステンレス鍋に目を移せば、メーカー名と思われる刻印までもがはっきりクローズアップされてくる。さらに、困ったことに(というか、怖いことに)その寸胴なべの向こう側に「だれか」がいることがわかるのだ。

おいおい、勘弁してくれよ。

ちくしょー、からだ動かねぇよー。と思いながらも、ぼくは覚悟を決めて、その、どこかのだれかに会わなきゃいけないのかもしれない。と心のどこかで思っていたりもしている。

でも、怖いよう。

オレ、おっかながりなんだけどなー。

こういう時、猫が一緒の布団で寝ていてくれると、とても助かるのです!

「大丈夫、こいつがいる!!!!」と感じると、金縛りも乗り越えられる。


でもね、今、夏でしょ。猫は、人間と一緒に寝ていない。涼しい場所にいる。

だから夏は、怪談にふさわしいシーズンなんだろうなと、納得しているのです。


今夜もたぶん、猫がそばにいねーよぅ。


kanamini.jpg

金縛りでもないのに、からだがズドーンと重たいのは、こういうケース。





ラベル:金縛り 霊感 解消
posted by jin at 22:57| 東京 ☔| Comment(0) | ほぼ猫日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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